【あらすじ】
普通の男子高校生の佐藤博道は恋人である才川晴香と交際一ヶ月でやっと手を繋いだ。しかしその日、親が再婚して晴香の双子の妹である佐藤時雨が義妹になってしまった。小悪魔で甘えん坊な時雨の存在を晴香に話す事ができず、博道と時雨の不純愛なラブコメの日々が始まった。
【発売年】
2022年
【出版社】
スクウェア・エニックス
【連載誌】
マンガUP!
【巻数】
既刊1巻(2022年10月現在)
【上位レビュー】
恋人ができた→父親が再婚し、義理の妹ができた→その義妹が恋人とうり二つだった→義妹と恋人は生き別れだった双子の姉妹だった・・・何という展開であろう。まさにラブコメの王道というべきか。その義理の妹に翻弄される博道の慌てぶりが何とも可笑しくて笑える。そんな博道を思わせぶりな態度で挑発する時雨の憎めない小悪魔ぶりもいい。思春期真っ盛りの博道がこの先晴香と時雨の間でどう揺れ動いていくのか気になるところである。
こちらの作品は現在GA文庫で刊行してる『キミゼロ、お隣の天使』と同様ラノベ原作コミカライズとの事、読んだ感想は普通に作画など、構成含め悪くはなかった!ページ数もよくある、ラノベコミカライズあるあるの単行本の薄さ、とかはなく読み応えあるページ数だと感じた!金額も含め妥当だろう。構成としても出来るだけごちゃごちゃしないように配慮してあるのがわかる、大体流し読みしてもある程度先が予測つく感じかな。原作は最終4巻が9月に出版され、原作完結済みであり、webでも好評でコミカライズされスクエニから翌月コミカライズ1巻出版された感じですね。原作は完結してるから気になった方は手に取って欲しいかな!構成と作画担当が良い塩梅だから期待も大きい!webで試し読みも出来るから気になった方はチェックしてみると良いでしょう。
【下位レビュー】
タイトルからある程度展開は想像できますが、予想以上に描写がリアルで胸糞でした。
青臭過ぎる主人公が大嫌い。しっかりエロ本は読むのに、下ネタに耐性がないとか意味不明。彼女欲しいと中学3年間発狂していたっぽい男児に、下ネタの教養と耐性がないとか本当に意味不明。同じように宣う友人1名然り。二次元の性質歪曲・偏重キャラは本当に必要なのか。進行上仕方がないと読者に諦めさせる不愉快な未熟設定の主人公。拗らせたとは言わない。双子姉妹の姉が恋人、親の離婚で離された妹が義妹になる……すごいおもしろい設定なのに。兄妹漫才も時雨側に間抜けっぷりがあれば笑えたけど。どうにもあのヘタレっぷりは外面しか見てない、やはり未成熟な男児なわけで。嫌い。進行の遅さは仕方ない。内面をしっかり見つめられないのも未成年男子の恋愛観。仕方ない。